お灸が一段落した1年生ですが、いよいよ鍼の実技が始まりました。鍼=刺すもの、という一般の方々のイメージではないでしょうか。だから、授業ではどうやって刺し始めるのかなーって思うかもしれませんが、まずは「片手挿管(かたてそうかん)」です。鍼を刺すの見たことが無い方は、爪楊枝でカットしたフルーツを刺すようなイメージがあるかと思いますが、そのような鍼の刺し方は日本では少ないです(中国はそのスタイルです)。日本では、鍼管(しんかん)という補助具を用いて鍼を刺します。

手元をアップするとこんな感じ。金属製(ステンレス)の鍼管が見えますよね。

この鍼管の中に鍼を入れますが、鍼のほうが長いので、鍼管から出ている部分を叩いて鍼を刺します。

灸の練習が落ち着いたと思ったら次は鍼。苦戦してますねw

こちらも手元アップ。鍼が鍼管から飛び出しています。失敗例ですw

東京衛生学園の授業の特徴の一つが、「技術を学ぶ前に、技術の学び方を学ぶ」というのがあります。見て真似て、やって真似てを繰り返しますが、その際に重要なのが、「分解→再構築、そしてそれらの言語化」です。言葉(文章化)してみます。例えば、右手の小指と薬指を使って鍼管を持ち…」みたいな感じ。試して、言語化。ノートに記載。

一人では気づかないことが、数人だと気づけるようになってきます。それを繰り返すことで、一人で気づけるようになってきます。この一人で気づくことを職人業界では「技を盗む」と言います。

そこそこ「盗める」ようになった人は、みんなの前でやってみます。この緊張がまた成長を促します。

そして、またお互いに話し合いながら確認。分解、再構築、言語化を繰り返していきます。この業界、見て学べとか技を盗めというベテランの臨床家(ただし教育は素人)の先生が大勢います。そして、気軽に「盗め」という先生ほど「盗み方」を教えてくれませんし、本人も分かっていないことが多いです。だから、学ぶ側が技の盗み方を身に付けることがとても重要になってきます。学生中に技を盗めるようになる、それが卒業後に大きな差になって現れます。

そんな感じで、進行している東京衛生学園の鍼灸実技です。秘密の板書公開!

技術の習得には、先生に「教える技量」があり、生徒には「学ぶ技量」があることが最高ですが、先の説明通り、先生に期待してはダメですw。教えるのが上手い先生はほんとうに少ない。私くらいなものですwwww。ってことで、本物から学びたい受験生の皆さん、東京衛生学園を見に来ませんか。体験入学&学校見学に足を運んでください。